やっぱり、仏花には、菊(マム)ですよね~。
昔は菊(マム)が苦手でした、、、。
ユリやバラなどの洋花に比べて、地味というかなんというか、、、。
それが、生花を始めて花材で菊(マム)を生けるようになって、
菊(マム)の、凛とした奥ゆかしさ、清楚さ、に、
グググッと惹かれて、今では大好きな花になりました!
さすが!平安時代から日本人に愛され続けてきた花です。
もちろん、造花の世界にも、菊(マム)は存在し、
各メーカーから販売されています。
その中で、当店で使用しているのが、
国内高級造花メーカーの菊(マム)大輪の白です。
こちらはSサイズで、花径は5cm、花高は5cm、全長は63cm、ぐらいです。
花がふわっと咲きかけてきた頃の生花の姿にそっくりです。
花びらが何層にも、しっかり重なっているのは、造花の中でも上質の証し。
これはちょっと~という質の造花は、
花びらの作りが、大雑把といいましょうか、
色も、漂白されたような白一色で、花びらが少ないですね。
生花の菊(マム)は、そんな白じゃなく、
この造花のように、生成りで、オフホワイトです。
さらに、中央部にかけて緑がかっているのも、実にリアルですね。
なんだか、ほんのり菊(マム)の香りがしてきそうな花です。
では、次回は葉について、お話します。お楽しみに!