さて、昨日の続きです。。。
中国から日本に入ってきた頃、 何に使われていたでしょうか?
 
答えは、、、不老長寿の薬酒、、薬です! 正解しましたか?
 
菊(マム)の花びらをお酒に浮かべて飲んでいたそうです。
平安時代には、観賞用として庭に植えたり、 絵に描いたりされて出しましたが、
菊(マム)の露を化粧水のようにつかったり、 美容と健康のためにも親しまれていました。
 
鎌倉時代には、 菅原道真が太宰府で菊花の宴を思い出して描かれた絵巻、
「北野天神縁起絵巻」が北野天満宮所蔵されています。
その頃には、皇室の着物の柄に菊が見受けられることから、
このころに、天皇家の紋が菊に決まったんではないかと いわれているそうです。
 
不老長寿の神秘の力をもち、 高貴な姿と、凛とした香りを漂わせる菊(マム)は、
百草王と呼ばれ、 貴族から親しまれ、やがて皇室の紋章になったそうです。。。
菊(マム)にまつわる歴史もたのしい! まだ鎌倉時代なんですよね、、、
 
まだまだエピソードありそうなんですが、
次回は、造花の菊(マム)を紹介しようかと思っています!