先日、法人の方から、榊(さかき)立て付きの
ひさかき2束セットSサイズを3点ご注文いただきました。
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【造花専門店Hanaco(はなこ)】で取り扱っている
「ひさかき」というのは、「さかき」と違います。
大きく違う点は2つあり、まず1点目が
榊(さかき)に比べて葉が小さいということです。
榊(さかき)の葉は、縦7.5cm、横4cmぐらいなんですが、
ひさかきは、縦5cm、横2.5cmぐらいと、
ひとまわりぐらいは小さい葉ですね。
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もう1点が、葉にギザギザがあるとうことです。
榊(さかき)の葉は、ツバキの葉に似ていて、
つるん、としていますが、
ヒサカキの葉はギザギザしています。
植物辞典によると、
ヒサカキとは、姫さかきのなまりとのこと。
榊(さかき)より小さい葉=姫さかき=ひさかき
となったようです。
【造花専門店Hanaco(はなこ)】のある兵庫県明石市では、
ひさかきのことを「びしゃこ」や「しゃしゃき」と呼んでいます。
主にお仏壇にお供えする仏 花やお墓の墓花の下草や、
「荒神さん」といって、水回りの神様をお祀りする場所に、
この、ひさかきにセットしたものをお供えします。
荒神さんは別名、三宝さんとも呼ばれています。
神事や仏事は地域に根ざしたものが多く、
同じ植物でも呼び名やお供えする場所がさまざまなようです。
今回お買上げいただいた、
ひさかきは4号の榊(さかき)立てがセットになっています。
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造花の前は生花をお供えだった場合、
榊立てに水あかがついてますよね。
造花に変更すれば、もちろん水が不要なので、
水あかもつきません。
お届けした日に、まっさらな榊(さかき)立てに
すぐにお供えいただけます。
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榊(さかき)タイプもあります。→