■こだわり1 【屋外向けの造花選び】
造花は生花よりキレイが続きます。
すぐに花が咲き、散ってしまう暑い真夏や、
花が咲かずに枯れてしまう寒い真冬などは
特に生花にとっては厳しい季節です。
そんな時期に適しているのが造花です。
屋内では長期間にわたりキレイな状態が続く造花ですが、
屋外ではどうでしょう?
★屋外実験
当店では真夏の暑い日差しで、色あせなどがどうなるか
2011年7月6日に屋外実験を開始しました。
そして約1ヶ月後の8月16日。
雨や風にさらされお花の乱れがありますが、
色あせなどはほとんど見受けられませんでした。
さらに約1年後の2012年6月28日。
強い日光、大きな台風、激しい嵐に見舞われ、
色あせや汚れが目立ってきています。
造花が枯れた状態と言えるのではないでしょうか。
この1年間の屋外実験と、実際にお買上げいただいた状況から
当店では墓花用の造花の一部を、仏花と比べてリーズナブルな造花を使用し、
2束セットにし価格に反映いたしました。
★造花の比較
仏 花に比べてリーズナブルな造花として一例ですが、
デルフィニュームを比較してみました。
左が家庭仏壇用-造花仏花のLサイズで使用している花、
右が造花墓花-洋風2束セットで使用している花です。
花の1つをとってみても、
左は大小合わせて4枚の花びらで構成されていますが、
右は大小2枚です。
全体で見ると、このようにボリュームが違います。
こちらはあくまで一例で、仏花と同じ造花を使用し、
上質さを保つようにも選別しています。
ただ屋内のお墓向けや、より上質な墓花をお探しの方は
家庭仏壇用-造花仏花や、寺院本堂用-造花仏花を
お求めいただくことをおすすめいたします。
■こだわり2 【茎用の水をはじくシートをセット】
お仏壇より大きなお墓に栄えるように、
価格を抑えつつも、長さにこだわりましたが、
造花は生花と違い、束ねた茎が細くなっております。
茎が細すぎると、お墓の花筒で造花が安定せず、
長い期間キレイにお供えいただけないかもしれません。
そこで当店では、お荷物をお入れしているダンボールに
水をはじく発砲シートを敷いて、お届けしています。
茎が少し細く、ご使用いただく花筒合わない場合は、
こちらのシートを茎にお巻きいただきますと、
墓花が安定しやすくなります。
■こだわり3 【すべて手作業でお仕立てします】
ただ単に花を重ねただけでは、
ボリュームが出にくいのが生花と造花の違いでもあります。
限られた花材でボリュームが出るようにデザインし、
すべて手作業でお仕立てしお届けいたします。
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また、造花にはワイヤーが通っています。
長さを切りそろえたあと、そのままの状態だと、左の写真のように
先端がそろっておらず、針金がむき出しになってしまいます。
ワイヤーが出たままだと、安全性に欠けるため、
当店では、右写真のように、1束ずつ、手作業で樹脂加工してお届けいたします。
さらに商品ごとの詳細は、それぞれのページをご覧下さい。