【造花専門店Hanaco(はなこ)】に、初めてご来店いただいた方へ

 

【造花専門店Hanaco(はなこ)】の店長、伊藤でございます。

このたびは、たくさんのショップがひしめきあうネットの中で、

こんなに小さな造花店を見つけていただき、本当にありがとうございます!

 

私は兵庫県明石市の生花店に生まれて以来、ん十年、

 

生花に囲まれ、生花に触り、生花を切り、生花を束ね、生花を飾り

、生花を販売する手伝いをしてきました。

 

すっかり生花業を継ぐと思われていた私が選んだのは造花。

 

えっ、えっ、えっー、造花…!!!

 

周りの人が驚いた、

私が【造花専門店Hanaco(はなこ)】をオープンすることになったのか…

 

 

 

 

 

悩みが解消された女性お寺のお供え花は多く、特に夏場の水替えは重労働。 霊園の永代供養墓は大きく、生花のお供えは難しい。 お仏壇にお供えした仏 花がすぐに枯れてしまう。 高い位置にあるお神棚の水替えが危なくて怖い。 なかなかお墓参りに行けず、お供え花が気になる。
 
造花専門店Hanaco(はなこ)では、 寺院や霊園の本堂・永代供養墓、 ご先祖のお墓、家庭のお仏壇、 会社のお神棚をお守りする 意外と理解されずらい仏事・神事の悩み。 そんなお悩みを解消させていただきたい! と、ネットショップを開店以来、 本当に多くの方にご注文を賜り お喜びのお声を頂戴しています。悩みが解消された女性

 

 

当初、造花の仏花・墓花・サカキの仕立てを、現担当者の花職人に依頼をしたところ、

 

「私は生花ひと筋40年。仏花・墓花・サカキを大切にするお客さまに支えられて、

今も花屋を経営している。その私が造花を束ねるなんてできない!」と、拒否されたのです…。

 

しかし、美しい仏花・墓花を仕立てるには、どうしてもその鍛え上げた技術力が必要! 

ここであきらめてはいけません。

 

そこで、仏花・墓花に造花を飾る方も、生花を飾る方と同様、

仏壇・墓・神棚を大切されていることを説明しました。

 

○共働きで日中、締め切った家では、どうしても生花が枯れしまう。

 が、仕事の都合で毎日買い物に行けない。  

 だから枯れた生花を飾るより、キレイな造花をお供えしたい。

 

○高齢になると足腰が弱く、買い物も行きずらい。  

 少しでも生花をキレイに保つため、氷を入れたりするけれど、枯れてしまう。  

 枯れた花を飾っておくのは申し訳ない気がして心苦しい。

 

○夜になると空調が切れる事務所や店舗の中は、驚くほど気温が上昇している。

 温度差があまりにありすぎ、生花の榊(サカキ)を飾っていていもすぐに枯れてしまう。

 神棚に枯れかけた榊(サカキ)を飾るのは控えたい。

 など

 

大切にしているからこそ、枯れた花を供えたくないという気持ちがあることを話しました。

 

また、奈良・薬師寺で最大の行事花会式(はなえしき)という

正式な行事でも多くの造花が飾られていることなどを説明したところ、

 

「確かに昔と暮らしぶりも住宅事情も変わってきた。

このキレイな造花だと、飾っている方、飾れた方も、喜んでいただけそう」 と、

ようやく理解を得て今では、「やっぱり造花も花。仕立てていると愛着がわく」と、

笑顔で作業に取り組んでいます。

 

花ひと筋40年の職人ですら、造花にはあまり馴染みなし。 どちらかといえば、偏見があるような…。

 

かくゆう、私たちもそうでした。

 

 

 

 

造花と聞くと、  造花 "でも"  と思いませんでした?

 

実際、私たちも、現在流通している芸術的な造花に出合うまで、「造花」という響きからイメージしていたのは、

 

むかしトイレに飾られてたあの?  ビニール、ビニールしたあの?  花とは、ほど遠いあの? 造花でした。

 

が、現在流通している芸術的な造花に出合ってからは、造花のイメージが一瞬にして、一変したんです!

 

「えっ、どっちが生花?造花?」と見間違うほどのリアルさ

「ピンクの葉なんて、ありえない!」楽しくなる遊び心、

「洗練されてる、これって、黒のバラ?」美を追求したデザイン、

 

造花 "でも"、の域を越えた、楽しくて、美しくて、愛らしく、癒される、造花の世界が存在していました!

 

ご存知でしたか? 多数の造花メーカーから無数の造花が発売されていることを…

 

国内造花メーカーのカタログ一部

  日本には多数の造花メーカーがあり、

  各社からそれぞれ技術を競うように、美しい造花が発売されています。

  左の写真は、メーカーカタログのほんの一部です。

 

 

当店では、実際に手にした数百本の中から質・価格など総合的に判断し厳選し使用しています。

 

そうして選んだ造花で仕立てる仏花・墓花・サカキを手にしたお客様から、

 

「お参りに来た親戚も、キレイな造花で驚いてました!ありがとう」 

「スーパーで造花の仏花・墓花とは全然違う」など、とお喜びの感想をいただいております。

 

 

 

ただし、造花の仏花・墓花・サカキで、リアルさや美しさを表現するためには、

造花を厳選しただけでなく、デザイン力+仕立て力=技術力が必要です。

 

なぜかというと、造花も花。

 

花を理解しているからこそデザインでき、花の個性をいかした仕立てができるのです。

ですから、当店では、生花で鍛え上げた技術力を有する者が、デザインと仕立ての担当になっているのです。

 

では、なぜ、生花の技術が必要なのでしょうか?

 

生花は、仕入れた時々で、同じ種類の花でも生産者が違い、特性も違います。

特性の違いは花に表われ、枝ぶり、花つきなど、それぞれ異なるため、

1度見たり、触ったりしただけでは、その花を知ることはできません。

 

花の特性を知り、それぞれの花が、一番美しく見える状態を把握するには、

何十回、何百回、といろいろな花を手に取らなければわかりません。

 

さらに手に取る以上に、実際にお客さまに販売する、

つまり、認めていただくということ繰り返しながら、 経験を積み、技術力を身につけていくのです。

 

実体験で得た技術が、花の個性を活かした造花の仏花・墓花を仕立てる時に活きてくるのです。

 

師範免状後に家元より頂戴した看板  当店では、生花店で仏花・墓花を仕立て続けて40年の花職人と、師範免状授与式にて

  生け花師範免状を有する華道家が二人三脚で、

  質・価格など、総合的に判断しつつ、

  試作を重ねた造花の仏花・墓花ご提供しています。

  (左写真:師範免状後家元から頂戴した看板)

 (右写真・師範免状授与式にて)

 

 

 

当店の造花の仏花・墓花・サカキは、

メーカーが販売している仏花(最初からメーカーの工場で束にされ1本となったもの)とは違い、

造花を1本ずつ仕入れた後は、すべての作業を1つずつ手作業で行っています。

 

メーカーや花の種類によって、仕入れたままで使用できないこともあり、

デザイン・下準備・仕立てと、1つの造花の仏花・墓花が出来上がるまでには、数々の工程があります。

(左写真:仕入れた造花の接着を手作業で補強する。 右写真:質と価格を調整しながら何度もデザインを考案。)

仕入れたヒサカキの接着が弱い部分を手作業で補強する質と価格を調整しながらデザインを考案する

 

  1つずつの工程をていねいに行うことで、

  お仏壇・お墓を大切にされている皆様に、

  「買ってよかったよ」と言っていただけるものと  思っております。

 

ただ、事前にご了承いただきたいのは、当店で、考え抜いて仕立てた仏花・墓花でも、

造花はメーカーで仕入れているため造花自体が品切れや場合は、同じ仏花・墓花はできない場合があります。

ご希望の品がお品切れの場合は、何卒、ご了承下さいませ。

特にLサイズから上の大きめの仏花・墓花・榊は、当店の人気サイズとなっています。

ご希望の場合は、早めにご購入下さい。

 

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